祖父名義の不動産を長年放置し、相続人が10人に増えてしまったケース【解決事例・相続登記】

大阪市にお住まいのD様より、
「祖父名義の不動産について相続登記をせず20年以上放置してしまい、相続人が10名に増えてしまった」
というご相談をいただきました。
不動産は、和歌山県橋本市にある祖父名義の土地と家屋。
祖父が亡くなった際、父が相続登記をしていなかったようです。
父も「そのうち手続きしよう」と思っているうちに時間が経過。
その後、祖母・父・父の兄弟が亡くなり、さらにその子どもたち(甥・姪)も相続人となり、
最終的に 相続人が10名に拡大してしまった状況でした。
家屋の老朽化が進み、近隣から倒壊の危険で苦情が入り、
市役所からも指導を受けたことで、急遽名義変更が必要となり当事務所へ相談されました。
状況の整理と問題点
戸籍調査を進める中で、以下の課題が判明しました
祖父の相続登記を放置した結果、相続権がさらに次世代へ拡大
相続人10名が、関西だけでなく全国に散らばっている
相続手続きの知識を持つ人が家族内におらず話し合いが進まない
既に疎遠となっていた親族との連絡が困難
固定資産税を誰が負担するか明確でない
D様は、
「家族内で話しても全く前に進みません。何から手を付けるべきかず、どのように進めていいかわかりません」
と非常に困り果てておられました。
当事務所の対応と解決までの流れ
① 相続人確定のための戸籍収集
相続人確定のため、祖父・祖母・父・父の兄弟の 出生から死亡までの戸籍・除籍等 を収集し、
最終的に相続人10名を確定しました。
② 相続関係説明図の作成
相続関係説明図を作成し、相続割合・数次相続の流れをわかりやすく可視化。
③ 相続人10名への案内・個別説明
家族内での説明困難に配慮し、司法書士名義で文書を作成。
希望者には電話・Zoomでの説明も行い、スムーズに理解を得られました。
④ 遺産分割協議書の作成
費用負担と老朽化の危険性を踏まえ、不動産をD様が単独相続、他の相続人は放棄・同意する形で合意。
相続人全員の実印と印鑑証明書を無事に取得。
⑤ 一括相続登記申請
数次相続の相続登記を司法書士が申請し、登記が無事完了。
その後、老朽建物の解体・土地売却も順調に進むこととなりました。
解決のポイント
相続を放置すればするほど 相続人の数が増加し手続きが困難に
専門家の介入により、感情的対立を避け合理的な話し合いが可能に
戸籍調査と書面説明により相続人全員の納得を得ることができた
売却や解体に進むためのスタートラインを作ることができた
D様からは、
「10人も相続人がいるのに、よくここまでまとめてくれました。本当に助かりました」
とのお声をいただきました。
相続登記の放置は大きなリスクになります
相続人が世代を超えて増える
誰か1人でも同意が得られないと手続きが止まる
将来登記の費用が倍増
売却・建替え・解体ができない
最終的に裁判所での手続きが必要となるケースも
令和6年4月から相続登記は義務化
正当な理由なく3年以内に登記しない場合、10万円以下の過料の可能性があります。
大阪で相続登記でお困りの方へ
大阪市を中心に近隣地域含む全国対応
相続人が多く調整が進まない
数次相続が発生して複雑になっている
何代か前の名義のまま放置
平日が忙しく役所や法務局へ行く時間がない
司法書士が解決まで責任を持ってサポートいたします。
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相続登記が進まず困っている場合、早期相談が最大の解決策です。
相続登記に関することは、大阪相続相談センター(天馬司法書士事務所)までお気軽にご相談ください。
※本ページに掲載している相続手続きの解決事例は、実際の相談内容をもとにした架空の事例です。個人や法人の特定を目的としたものではありません。大阪地域での相続手続きの一般的な手続きの流れや注意点の参考としてご覧ください。
